スプートニク日本の9/24の記事から。
科学者らの調査で、ワクチンを接種した母親から誕生した新生児は母体から高いレベルのコロナウイルスへの抗体を受け取ることが明らかになった。ブルームバーグが米医学誌「分娩学と婦人医学」に掲載された調査結果を引用して報じた。
一見、朗報のように見えますが、これって・・・
記事では細かいことが書かれていませんし、まだ原因は分かっていないのかもしれませんが、母乳に抗体が含まれているためそれを飲んだ新生児にも抗体が移行したのであれば何ということもない話なのですが、新生児が抗体を作り出しているという話だと、これまで言われてきた遺伝子などには全く影響はないというワクチン推進派の方たちの話が嘘だということになってしまいます。
こういう話をすると、一般の方は「別にいーじゃん、母親が抗体を持っているならそれが子供に受け継がれるだけの話でしょ?」と考えるのでしょうけど、ありふれたウイルス感染症を例に挙げれば、インフルエンザや麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)などは母親が抗体を持っていても、その子は持たない状態で生まれてくるわけで、抗体を持つためには実際にそれらの病気に罹患するか、ワクチンを接種しなくてはならないわけです。
乳幼児がCOVID-19の抗体を持って生まれてくること自体は、COVID-19に感染して重症化するなどのリスクが減って喜ばしいことなのかもしれませんが、DNAレベルで何か起きているのであれば、必ずしも手放しでは喜べないような気もしますね。
参考記事