古賀歯科医院 休診予定などのお知らせ

当院の休診や歯科医師の不在情報、歯科に関する意見や参加した勉強会の報告などについて書いています。ちなみに嫌いな言葉は『with コロナ』とか『コロナと共存』というスローガン。

オリンピック前に身内に言っていたのは、下記の通り。

  • 当然、五輪の前後から国内感染者は増える。でも、昨年ほど皆には危機感がないのだろう。
  • 以前カリフォルニア型と呼ばれていたタイプ(多分、イプシロン株と同じものだと思うけど)が今年は国内で猛威を振るうと思っていたけど、どうやらデルタ型が主役のようだ。
  • 9月頭か半ばから後半には感染者数などの数字が下がっていき、また国内の雰囲気が緩んでくるので、すぐに…9月終わりか10月の頭には再び感染者数などが増加してくるのだろう。

 

で、現時点(9月半ば)での予測は次の通り。

  • 主役はデルタプラス株かラムダ株かな。特に後者は、現在の第5波の主役になるかもしれないとすら思っていたタイプだから。
  • ミュー株も最近話題だけど、デルタ型が蔓延した日本では意外とデルタ株との競合でなぜかミュー株が“負ける”んじゃないかな。もし、本当にミュー株が第6波の主役になるならかなり恐ろしい。ミュー株って、多少大袈裟に分かりやすく言うと、感染力も毒性もワクチンの効き難さもどれも強く、これまでのいくつかの新型コロナウイルスの“悪いとこ取り”みたいなタイプだから。
  • 総選挙は、丁度第5波と第6波の間位だろうから、第5波が下火になったのはさも自分たちの政策のお蔭だと言わんばかりに自民党の候補者たちは喧伝して回るのだろうし、有権者たちも雰囲気に流されてそういう気になるのかもしれない。(しかし忘れないでほしいのは、コロナ対策での失策もまた自民党によるものであるということである。)

 

以下は去年から身内に知ったかぶりして伝えていたこと。

  • いずれにせよ、今年の秋~冬の第6波が新型コロナウイルスが最も猛威を振るうのだと思われる。(気温も湿度もSARS-CoV-2にとって最適な環境が整うし、住宅環境も閉鎖的になるから)季節も悪けりゃ、(現在ですらヤケになっていたり、自分は大丈夫と思ったり、ゆるーい人達の行動を見てつられて自分もゆるーくなったりして)宿主、つまりヒトの行動も感染しやすい状況が形成されるだろうから。
  • 最も猛威を振るうというのは、ワクチン接種を受けていたから第5波では重症化せずに済んだ人達が今度はそうはいかなかったり、若者の死亡者数も明らかにそれまでよりは増加するかもしれないので、後々そういう風に認識されることになるんじゃないかな。
  • 第6波の最中に、ようやくこれまでの誤った感染対策や政策が改められ、個人や事業所でやるべき正しい予防法などが広まるんじゃないかな。もう遅いけど。それに、予防をしようがしまいが今年末か来年始くらいに到来する第7波あたりから、ようやくピーク値も下がってくるだろうし。
  • 来年になっても第●波という波は何度かまだ起きるだろうけど、新たなワクチンの効果か世界各国の封じ込め政策の効果かウイルスの自己崩壊かで、波は徐々に小さくなっていき、終いにはシュウソクムードになり、そのままウヤムヤになるんじゃないかな。
  • シュウソクと書いたのは、収束か終息かが何とも言えないから。
  • 現在の世界中の雰囲気から想像すると、感染者数や死亡者数の減少が底をついて(ゼロではない)COVID-19がそれほど恐い疾患として扱われなくなって、ウィズ・コロナを掲げて、世界各国、しれっと元の経済活動に戻っていく、戻していく可能性が高いように思う。つまり収束だ。
  • 個人的には、ある時期、SARS-CoV-2が姿を消してしまい、WHOが終息宣言を出すと予測している。くどいけど、去年の春からそう主張している。ただし、論理的に科学的な説明はできないし、よくよく調べてみると世界中の著名人でこんなこと言っているのは誰もおらず、みんなから見れば馬鹿な歯医者の戯言だと嘲られても仕方ないことだ。

 

最後に、現在の第5波での予防策は二重マスクが最良策だが、来るべき第6波における最大の予防策は換気である。もちろん、手洗いや手指消毒やキープ・ディスタンスは大前提である。

 

 

 

こんなことを急に書き込んだのは、診察の際、世間話ついでにコロナのことを話した患者さんのごく僅かな人や、身内の極々わずかな人がここに書くべきだと強く推したからです。

つい余計なことも書いてしまいましたが、本当はもっと詳細に昨年から書きたいこともありましたし、機を窺っているとなかなか他の仕事にかまけて書き込む気が起きませんので、この際、要点だけを箇条書き的に書き込んでおこうと思った次第です。

自分なりにずっと情報収集してきたものを自分なりの考えにまとめたつもりですし、科学的なややこしい話はもちろん、政治に対する話はできるだけ避けてます。特に政治関連は、批判めいた話が多くなるのできりがないし、敵も作るので。