久留米歯科医師会館で福岡県南地区歯科医学会が行われたので参加してきました。（副院長）
「よりよい睡眠が子どもの成長や健康長寿を生む」と題された講演で、世界的にも睡眠顎の第一人者である内村直尚教授（久留米大学医学部学長、神経精神医学講座）によるものでした。
内村教授の話される睡眠にまつわる話は多岐に及び、いずれも造詣の深い示唆に富んだ話で、何よりも分かりやすく、まったく眠くならないものでした。
昔から言われている「寝る子は育つ」というのは正しいということを手始めに、高齢者にとっても睡眠というものがいかに重要であり、尚且つ良い睡眠が取れない高齢者への対策なども説かれ、非常に面白い話ばかりでした。
なお、成人で最も適切な睡眠時間は５～７時間とのことです。どうやら巷で言われている８時間説は時代遅れの話のようです。
