古賀歯科医院 休診予定などのお知らせ

当院の休診や歯科医師の不在情報、歯科に関する意見や参加した勉強会の報告などについて書いています。ちなみに嫌いな言葉は『with コロナ』とか『コロナと共存』というスローガン。

FAPホワイトニング・セミナー再受講

5月に引き続き、再度、FAPホワイトニング・セミナーを受講してきました。(15日〜16日 副院長

はっきり言って、内容は前回と8〜9割同じものなのですが、わざわざ高いお金払って、仕事も一日休んで大磯まで赴いたかと言えば、それは単にもっと詳しく勉強したかったからです。
実際には当院では、6月から患者さんにFAPホワイトニングを行い始めたのですが、その過程でいくつかの細かい疑問などが沸いてきました。FAP美白歯科研究会はきめ細かなサポートもしてくれるので、その度にメールのやり取りなどで取りあえずしのいでいたのですが、やはり手技に関する疑問などは、この目で確認したかったのです。

また、ホワイトニングを」受けた患者さんもその治療が終了し、当院で一から漂白を始めて、どういう変化が見られ、結果的にどういう効果があったかも実際に体験して、前回のセミナー終了後に持った確信に、自信も加わったのです。
こういう強気で、お仕着せがましい意見は、個人的には好きではありませんが、しかしそれでも敢えて言わせてもらいます。FAPホワイトニングをもっと認知してもらい、もっとたくさんの人が受けるべきだ、と。
ですから、この治療に対する確信と自信を持った私が、あとは患者さんに実際にもっとアピールするために、自分自身のモチベーションを高める目的で、2度目のセミナー受講と相成ったわけです。

こういうことを書くと、なんかエエカッコしい(格好つけ)に思われることでしょうし、そう思われても構いませんが、私自身はFAPホワイトニングという漂白法・治療法は比類ないものだと思っていますので、自分でできる範囲のことはしておきたいし、それならなるべく早い内の方が良いと考えただけに過ぎません。

さて、セミナーでは、あらためてその漂白法のメカニズムなどを勉強しなおし、それにプラス・アルファ的に付随する豆知識(こういう、講師の先生が、その日の気分で言ったり言わなかったりすることが、意外とあとで活きてくることが多い)なども教わり、私にとっては一番の目的である実習で、実際に患者さんに対する処置を再確認し、有意義な2日間でした。

あと、詳しくは言わないほうがいいと思うので、簡単に書きますが、現在、国内でFAPホワイトニングを行うことを許可されている歯科医師の数は150名ちょっとで、今後この人数は更に増えるはずですが、ある時点でこの人数は制限されるようになるようです。ある意味、私も有数のFAPホワイトニングを行える歯科医師になるわけで、その責任も更に重いなと思う次第です。

話が横道にそれますが、山岸先生をはじめとするFAP美白歯科研究会のスタッフの皆さんは、とても気さくで、特に女性ばかりのせいか細かい所に気を遣っていただけます。それはサポートでも、講演内容でも同じことが言え、いつもありがたいと思っています。

今回は虎の威を借りる為に、山岸先生と一緒に写真でも撮らせてもらおうかとも思ったのですが、デジカメを忘れてて、携帯電話のカメラじゃ失礼かと思い、結局諦めました。その代わりというわけではないのですが、先生の著作を買ってサインを直に書いていただきました。


Dr.YAMAGISHI’S WHITE DENTAL MAGIC―白い歯の魔術

Dr.YAMAGISHI’S WHITE DENTAL MAGIC―白い歯の魔術

今回購入してきた山岸先生の著作です。
ページ数もそう多くなく、割と簡単に読みきってしまえると思います。
FAPホワイトニングにはあまり多くのページ数を割かれていませんが、歯をきれいにするということの意義や方法が分かりやすく説明されている、必読の書です。
当院、待合室にてご自由にお読みいただけます。