古賀歯科医院 休診予定などのお知らせ

当院の休診や歯科医師の不在情報、歯科に関する意見や参加した勉強会の報告などについて書いています。ちなみに嫌いな言葉は『with コロナ』とか『コロナと共存』というスローガン。

11/3 早めの受診を

まだ年末と言うには早いのかもしれませんが、誰もが年末だと認知している12月になって初めて「前から銀歯が外れてた。」とか、「前から痛んでた。」とか訴えて来院する患者さんが一定数おられます。

ま、切羽詰まった状況にならないと動かないこともあるのは重々承知しています。私も、他人の事が言えない経験も人並みにあります。

だから、年末の混雑している時に来院されるのは構わないんです。えぇ、わざわざ混雑してるときでも、ね。

ただ、先のような患者さんには大体、常套句として「年内に治りますか?」か「年内に治してもらわないと困る。」というようなことを仰るんです。

無理ですから。

こちらは、真面目にずっと通って来られている患者さんを計画的に予定を立てて治療をしているんです。そこに割り込むようにやって来て、そういうことを訴えても困りますし、無駄です。若い頃はそれを言う勇気がなくて折れてた時もありますが、もう私もいい歳なので、はっきりと言います。患者さんにも、直接伝えてます。

無理ですから。

我を通すのであれば、他所(他院)に行ってください。

そもそも、そういう主張を通しても誰一人ハッピーになれません。歯科医師やスタッフは何日も予定外の仕事が増えて、疲弊して、愛想もなくなるし、その愛想のない応対を受けた患者さん本人は希望通りに治療が済んだと喜ばれるかもしれませんが、そんな状況の中の突貫工事の様な診療で、十分な治療(医療側も自信を持って提供できる治療)が果たしてできているのか甚だ疑問です。

・・・ということも、場合によっては起こり得るって話です。

そりゃ、その方の都合でどうしても早めに来れない患者さんもいるし、運悪く年末になって症状が出てくる患者さんもいますから、医療側だってそれを想定内だと捉えて診察にあたるわけですよ。

でも、どこの歯医者・スタッフにも、堪忍袋ってものはありますからね。覚えといた方がいいですよ。

要点を言うと、現時点で歯科を受診した方がいいかなって考えてるのなら、遅かれ早かれそうしなくてはならない時機がほぼ間違いなく来るので、それならまだ年末とは言えないこの時期から歯科を受診した方が自分のためですよ、ってことです。