古賀歯科医院 休診予定などのお知らせ

当院の休診や歯科医師の不在情報、歯科に関する意見や参加した勉強会の報告などについて書いています。ちなみに嫌いな言葉は『with コロナ』とか『コロナと共存』というスローガン。

副院長 11時〜昼休み不在

金川小学校の行事(歯の集会)出席のため、副院長の午前中の診療は11時00分までとさせていただきます。
午後は通常通り診療いたします。

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というわけで、毎年この時期になると『金川小学校の「歯の集会」』に出掛けるわけですが、今回はこれについて少々触れておきます。

私が小学生の時に、当時の学校歯科医(私の父)と学校が始めたもので、かれこれ40年ほど継続されている学校歯科保健活動の一環です。
私が子供の頃は全校集会の形をとり、6月4日に必ず行われていました。(多分)4時限目の前半に歯科衛生士によるブラッシング指導、後半に歯科医師による歯に関する講話(今でいう動画上映のときもあった)という形をとっていたと記憶しています。
その後、極端な変化もなく、それから約30年経って、学校歯科医は私が委託されるようになりました。
現在は、1〜3時限目に当院の歯科衛生士が1年生、3年生、5年生のクラスを廻り歯科衛生に関するブラッシング指導をはじめとした口腔衛生指導をメインに行っています。ここ数年は担任の先生も大きく関わっているようです。
4時限目にやはり全校集会の形で、主に保健委員会(勿論、委員は全員児童)による口腔衛生を啓発する劇やスライド上映が行われ、それから私が歯・口に関する講話をおこないます。

主にパワーポイントで作成したスライドを見せながら話すのですが、1年生から6年生までの児童に興味を持ってもらい、且つ分かりやすく話すように心がけていますが、案外、これが難しくて、準備は確かに面倒ではあるのですが、結果的に自分の為にもなりますね。また、校医になってから昨年までは必ず自分の子供も在校生だったのですが、今年からは我が子のいない「歯の集会」をおこなっていくことになりました。
私は実は人見知りで、人前で喋るのも相変わらず緊張するのですが、それは相手が子供であろうと同じです。ただ、PTA会長の経験がようやく活かされてきたのか、今年は比較的リラックスして話ができました。

毎年、講話の後に子供達から質問を受け付けるのですが、毎年毎年、素朴且つ単純で、しかし答えるのが非常に困難な質問が襲い掛かってきます。
例えば今年の質問の一つ。
『何の動物の歯が一番強いですか?』
私は相当頭をひねって自分なりの解答を導き出しましたが、他の歯科医の先生だったらどういう答えを出すのか、非常に興味があります。