福岡県学校歯科医会主催の平成26年度研修会が開かれました。（副院長参加）
内容は下記の通り（敬称略）。
講習
- 学校歯科医会の活動について
- 学校歯科健康診断の活用（専務理事 平瀬）
- 学校歯科保健指導マニュアルの活用について（広報委員 石黒）
講演
これは完全に県学歯会員（つまり福岡県内の公立小中学校・高校の学校歯科医…校医）向けの研修会です。
毎年、県学歯が発行している『福岡県小・中学校 歯・口の健康診断結果統計調査報告書』ならびに、今年度から発行されるようになった『福岡県高等学校 歯・口の健康診断結果統計調査報告書』に記載されているデータを、校医としていかに活用するかどうかの講習が平瀬専務から行われました。
また、平成24年度に県学歯から発行された『学校歯科保健指導マニュアル 学校歯科保健の実際 -プレゼンテーション手引書-』の活用法なども、広報委員会の黒石先生から講習がなされました。
そして『どうする学校保健委員会』という講演では、学校保健委員会の必要性はもちろんのこと、どのようなことを議論すべきかなどかなり掘り下げた話まで聞くことができました。学校保健委員会の開催率が極端に低い福岡県民の私としては、羨ましいというか、ただただ感服するばかりの話でした。
ところで、なぜ、福岡県はこんなに学校保健委員会の開催率が低いのでしょうかね。学校保健法には開催が義務付けられているというのに。現場の先生に聞いても、なんかのらりくらりと話をかわされるだけなんですよね(^^;。ま、この辺も福岡県の子供たちのむし歯が全国的に多い要因の一つなのかなとも思ってしまうのでした。
