博多で、ホワイト・コート*1 *2という新製品に関するセミナーが開催されたので、参加してきました。乱暴な言い方をすれば歯に色を塗るという治療なので、従来の治療に慣れている私などには、すぐには診療に用いることに躊躇があるのですが、逆に色んな応用が効きそうで将来性のある材料・治療法だと思っています。
実は、私も今年の初めの方には、とっくに入手していて、使おうと思えばすぐにでも使える状況ではあるのですが。（副院長）
*1:いわば、歯のマニキュアのようなもので、ホワイトニング・・・歯の漂白のように、歯そのものを白くするのではなく、歯の表面に液状の白いプラスチックを塗って、固まらせることにより歯を白くコーティングするので、確実に歯の白さが得られるのが特徴です。
また、歯を削ったりする必要がないというのも、大きな利点です。
ただ、マニキュアと同じで、そう長くもつものではなく、数週間から数ヶ月で剥げ落ちてしまいます。そのため、本格的な治療というよりも、一次的なオシャレや審美修復という位置づけをしたほうが良いと思われます。
*2:開発したのは山岸一枝先生で、審美歯科において研鑽を積まれ、研究を積み重ねてこられた賜物です。
しかし、先生の功績は審美修復にとどまらずに、実はもっと凄い、世界中の歯科医師にとっても画期的な研究を・・・。これに関しては、いずれ、このブログに書きたいと思います。
