甘木朝倉歯科医師会館にて、学術講演会が催され、参加してきました。（院長、副院長）
「口腔内に使用する各種マウスピースについて」-顎関節症用スプリント、スリープスプリント、スポーツマウスガード-という表題で、九州歯科大学の鱒見進一教授をお招きしての講演でした。
副院長は口腔外科の医局に在籍していたことがあるので、顎関節症用のものとスポーツ用のマウスガードについては、当時から知っていましたし、今でも診療で作製することもあります。
しかし、スリープスプリントは無呼吸症候群（SAS）において用いるものですが、この疾患自体、ここ数年でメジャーになったもので、数年前、やはり学術講演でSASについての詳しい講演は拝聴したものの、スプリントに関する勉強は今回初めてしたような気がします。それで、現在の当院で作製するのには、ちょっと敷居が高いかな･･･と(^^;
SASの疑いのある当院の患者さんは、もちろん最初から大学病院などの専門医療機関を受診されても構わないのですが、本当にSASの疑いがあるのか、それとも単に勘違いなのかを判別する意味で、まずは当院を訪れてみてはいかがでしょうか？
当然ながら、実際にSASの疑いがある場合は、専門医療機関への紹介など、然るべき措置を行いますよ。
