余談ですが・・・
現在、抗生物質を内服していまして、その副作用で舌尖の乳頭が炎症を、分かりやすく言うと舌の先に出来物ができて、非常に痛み出しました。自発痛（触らなくてもズキズキする痛み）はないのですが、場所が場所だけに食事や会話の度に舌の先が痛んで結構辛かったです。
- 一昨日（10/26）の夕方
患部に表面麻酔を塗布*1して、当院にあるレーザー（Waterlase）でレーザー光を照射してみました。すぐに効果は現れ、会話や食事における機能障害はなくなりました。しかし、わざと舌を動かして前歯と擦れさせたりすると、まだ痛みは感じます。
- 昨日（10/27）の昼
レーザー照射部にゴワゴワとした多少の違和感を感じつつも、痛みはほとんど消失しました。
- 昨日（10/27）の夜
完全に違和感も痛みもなくなりました。
この数日間、うがい薬や塗り薬は一切使っていません。
−−−−レーザーによる口内炎、口唇炎、口角炎など粘膜疾患の治療において、その効果が高いのは比較的知られていることですし、実際に私も日常の治療でも用いることが多いのですが、自分自身の舌に試したのは今回が初めてでした。結論を言えば、やはりその有意性は高いというべきでしょう。《副院長》
*1:実際の治療では水を出しながらレーザー照射を行うので、表面麻酔をしないことも多いのですが、今回は独りで自分自身を治療したので水は出せず、表面麻酔を行いました。
