というワケで、またまた昨日と今日に亘って、本年の広川で主催の阿部晴彦総義歯セミナー最終回にオブザーバー参加してきました。（副院長）
毎回思うのは、なぜたった４回の治療で、出来上がったばかりの義歯を入れても、患者さんにとって具合がいいのかということ。そりゃ、「世界の阿部」が作られた義歯だから、そのくらい上等でないと・・・とは思うのですが、、、。先生は私なんぞには、到底手の届かない高みにおられるのですが、その義歯作製に関する理屈と実践を見聞するだけで、今までよりはマシな治療の出来る自分に気付くわけで、つくづくこの先生は凄いなぁと（本当はこんな陳腐な言葉ではなく、もっと相応しい表現があるのでしょうが、思いつきませんorz）思ってしまうのです。
つい１週間前が先生のお誕生日だったということで、昨日は懇親会を兼ねた誕生日のお祝いがありまして、当然参加してきました。そこで、１０数分ほど阿部先生と話し込んでしまったのですが、やはり私がこの先生を尊ぶのは義歯に関しては勿論のこと、非常に人間味溢れる御仁だからなんですね。全国津々浦々にお弟子さん（私なんかは、よく言ってもせいぜい門下生くらいでしょうか(^^;）を多数お持ちの先生が、まだ知り合って１年経つか経たないか位の若造と、変に隔たりを持たれずに雑談される。しかも、仕事の上でも、人生に於いても大先輩だから、矢鱈と含蓄のある内容で、所々に（呑んでいても、明瞭に！）診療の話もされる・・・。
まぁ、そんなワケで、昨年と同じような講義を拝聴しても、その都度、いい刺激になり、日々精進を心がけることを思い知らされるのです
